Clipkit® Support

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ドメイン

2020.06.08公開
2022.09.15更新

サブディレクトリでサイトを構築することはできますか?

Clipkitを既存サイトのサブディレクトリにすることは可能です。但し、既存サイト側でリバースプロキシの設定をしていただくことが必要です。設定例などを掲載していますので、既存サイトの技術担当の方へご確認ください。

設定例をご紹介いたします。

尚、Clipkitクラウドはhttpsになりますので、既存ドメインのWEBサーバー側にSSL証明書が必要になりますのでご注意ください。
※Clipkitクラウド側はAWS認証局の無償SSL証明書を利用しますのでご手配は不要です。

nginxの設定例

location ^~ /<サブディレクトリ名> {
    proxy_ssl_server_name on;
    proxy_redirect off;
    proxy_pass https://<Clipkit側ホスト名>/<サブディレクトリ名>;
    break;
}

sample.conf

httpsにてプロキシを実施するためには、プロキシするサーバにてSNIに対応している必要があります。

▼NginxのOpenSSLライブラリが対応していること

nginx -V というコマンドでサーバ内から確認可能.
TLS SNI support enabled という表記があることを確認してください

Apacheの設定例

# プロキシ内部もhttpsアクセスする場合に必要
SSLProxyEngine On

# トレイリングスラッシュを補完.
RewriteEngine on
RewriteRule ^/<サブディレクトリ名>$ /<サブディレクトリ名>/ [R]

# 各種リバースプロキシの設定
ProxyPass /<サブディレクトリ名> https://<Clipkit側ホスト名>/<サブディレクトリ名>
ProxyPassReverse /<サブディレクトリ名>/ https://<サイトのドメイン名>/<サブディレクトリ名>/

sample.conf

httpsにてプロキシを実施するためには、プロキシするサーバにてSNIに対応している必要があります。

▼Apache 2.2.12以降
apachectl -v や httpd -v というコマンドでサーバ内から確認可能

▼OpenSSL 0.9.8j以降
openssl version というコマンドでサーバ内から確認可能

細かい条件
- OpenSSLがTLS拡張オプションありでビルドされていること(enable-tlsext)
- mod_sslがSNI対応になっていること
- ApacheがOpenSSLライブラリを利用できるように設定されていること

リバースプロキシの設定が可能なサーバーについて

既存サイトをレンタルサーバーで運用されている場合は制限があり設定できない場合が多いです。
設定が可能かどうか不明な場合は、ご利用されているサーバー事業者へ「リバースプロキシの設定」が可能かどうか確認をお願いいたします。