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2022.03.31公開
2024.02.22更新
GA4を導入する際に最初にしておくべき初期設定、Googleサーチコンソールはじめ関連ツールとの連携など、GA4の導入と並行して設定すべき項目を紹介します。
GA4の導入については、下記のFAQをご覧ください。
⇒GTMを使ったGA4の導入手順
GA4では、データの保持期間は最大14か月となっています。
初期設定では2か月なので、14か月に変更しましょう。
管理 > プロパティ列 > データ設定 > データ保持で変更します。
14か月に変更しましょう。
まずはGoogleサーチコンソールにログインしましょう。
https://search.google.com/search-console/welcome?hl=JA
この時、GA4を設定したのと同じGoogleアカウントでログインしてください。
Google Search Console > URL プレフィックス
同じGoogle アカウントで、Google Tag Manager(GTM)が入っていれば、所有権※サイトを管理している本人が、現在、操作をしているということの確認は自動確認されます。
赤枠の中にドメインが表示されますので、これで承認されたことが確認できます。
ここまで設定できたらGA4に移って設定を続けます。
管理 > プロパティ > Search Console リンク
右上のリンクを選択します。
「アカウントを選択」をクリックしましょう。
先ほど、Googleサーチコンソールで設定したドメインにチェックを入れて確認をクリックします。
次へを選択します。
ウェブストリームの選択をクリックします。
データストリームを選択します。
次へを選択し、次の画面で送信をクリックしましょう。
リンクの設定が完了です。
設定が完了した後に、下記の手順でリンクしていることを確認できます。
管理 > プロパティ > Search Console リンク
GA4とサーチコンソールを連携させると、GA4のレポート画面からサーチコンソールが収集した検索キーワードのデータを見ることができます。
ライフサイクル > 集客 > 集客サマリーより、「Google のオーガニック検索クエリ」をクリックすると、検索キーワードの詳細なレポートを見ることができます。
この設定は、社内アクセスのトラフィックを除外した上で分析したい場合のみ設定を推奨します。
内部トラフィックを除外するには、内部トラフィックに相当する IP アドレス(または IP アドレスの範囲)を定義したルールを作成する必要があります。
管理 > プロパティ列 > データストリーム
内部トラフィックを定義するウェブデータ ストリームを選択します。
(この機能はアプリデータ ストリームには対応していません)
追加の設定 > タグ付けの詳細設定をクリックします。
「内部トラフィックの定義」をクリックします。
内部トラフィックルールの作成を選択します。
「マッチタイプ」を選択し、「値」を入力します。
ルール名には、明確にどの場所を設定したのか分かるように記載しましょう。
traffic_type_の値はデフォルトのまま「internal」のままで問題ありません。
通常は「IPアドレスが次と等しい」などの選択肢を使うことがほとんどですが、「CIDR 表記」については、公式ヘルプ(https://support.google.com/analytics/answer/10104470?hl=ja)をご参照ください。
情報を入力したら「作成」をクリックしましょう。
「内部トラフィックルール」が設定されました。
これで終了ではなく、次にフィルタ設定を有効にする必要があります。
データ設定 > データフィルター
「Internal Traffic」をクリックします。
「フィルタの状態」を「テスト」から「有効」に変更して、「保存」をクリックしましょう。
フィルタを有効にしようとすると、下記のような確認画面が表示されます。
「テスト」から「有効」に変更になりました。
Googleシグナルとは、異なるデバイスやブラウザからアクセスされた場合でも、同一ユーザーと認識して計測を行う機能です。
通常は、異なったデバイスやブラウザからアクセスされた場合、異なるユーザーとして計測されます。
しかし「Googleシグナル」を使うことで、同一ユーザーとして計測することが可能です。
ただし、同一ユーザーとして計測されるのは、
・ユーザーがGoogleのアカウントにログインした状態
・広告のカスタマイズを目的とした関連付けに同意している状態
この2つの条件に該当する状態でサイトを訪問した時に限りますので注意が必要です。
管理 > プロパティ列 > データ設定 > データ収集 で
「Google シグナルのデータ収集を有効にする」の「利用を開始する」をクリック。
「続行」をクリックします。
「有効にする」をクリックしましょう。
「Google シグナル」のデータ収集が有効になりました。
クロスドメイン測定を使用すると、
ドメインをまたいだユーザー行動を、同一ユーザーによるものとして正確に識別できます。
別ドメインへのリンクがクリックされると、通常は「測定機能の強化」によって「離脱クリック イベント」(注)として処理されますが、リンク先ドメインがクロスドメイン測定の対象として登録されている場合はこの処理から除外されます。
注:「離脱クリック イベント」=ユーザーが現在のドメインから移動するリンクをクリックするたびに記録されます。
GA4のクロスドメイン設定は、GA4の管理画面上で完結します。
「管理 > データ ストリーム > ウェブ」で該当の「データ ストリーム」を選択します。
「タグ付けの詳細設定」を選択。
「ドメインの設定」をクリックします。
「条件を追加」をクリックします。
入力欄に、トラッキングするドメインを入力しましょう。
右上の「保存」をクリックします。
設定が終わった状態です。
Clipkit For ECをはじめ、途中で決済サービスを挟むような場合は、設定しておくことを推奨します。
GA4はセッションの途中で参照元が変わった場合、セッションの参照元は変わりません。
しかし、イベントの参照元は変わりますので、参照元除外設定により、参照元を引き継げるようにしましょう。
管理 > プロパティ列 > データストリーム > ウェブ
追加の設定 > 「タグ付けの詳細設定」 をクリックします。
「除外する参照のリスト」をクリックします。
除外するドメインを入力して「保存」をクリックします。
除外するドメインが設定できます。
以上でGA4の導入と並行して設定すべき項目の紹介は終了です。
より上手にGA4を使いこなすために、ぜひ設定してみましょう。
上記の手順は、お客様の方でより簡単に設定できるようヘルプとして公開していますが、有償対応にてサポートセンターで設定代行の対応をすることも可能です。
必要のある方は、お問い合わせくださいませ。
support-clipkit@vectorinc.co.jp